2013年8月24日土曜日

イギリスの事例に学ぶ、風疹の流行(>_<)とワクチン接種の有効性(*^_^*)

おっす!
プレパパ、プレママのみんな!
元気してるかい?

さて、今日は、かしこいパパママになって、子どもを守ろうぜって話だぜ!



ロイヤルベイビーのホットな話題で持ちきりのイギリスでも、最近、風疹の流行に悩まされているそうですわ。
日本でも、過去の風疹ワクチン接種率の低さが、今になって大きな問題を引き起こしているのと同様ですな。

以下の記事を読んで、なるほどおもったんでな、みなさんにも、しっといてほしいおもってな、図にまとめてみたんでな、よかったら読んだってな(*^_^*)



参考にした記事は、"Public Health England "の風疹患者数とワクチンに関する統計結果。
"Public Health England "とは、イギリスの公衆衛生を担う政府機関。日本の厚生労働省みたいなところですわ。

以下の図は、いかにして、ワクチン接種による公衆衛生が、
ベビーちゃんやちびっこを風疹から守ってくれていたか、ということを、見事に示した結果です。

その一方で、例えばワクチン接種によるリスクが強調されて(MMRワクチンが自閉症の原因となるという誤った研究報告と報道)が引き金となり、市民がワクチン接種を放棄した場合の結果についても、これを教訓として、わたしたちは多くのことを学べるのではないでしょうか。

今の子宮頸がんワクチンに関する日本の報道と反応は、上記事例と似ています。
すなわち、子宮頸がんに対する、そのセンセーショナルな副反応が強調されすぎていて、子どもを持つ母親や社会において、暫く子宮頸がんワクチンの接種を回避する風潮がみられることです。
また追って、子宮頸がんワクチンの副反応と予防効果に関する疫学的な統計結果についても、取り上げますんでな。




イギリスにおける風疹とワクチンによる封じ込めの歴史

<1950-1970年>風疹の大流行。年間患者数が20-80万人で推移。
<1970年~>風疹ワクチンの接種開始。風疹患者数の減少開始。
<1987年~>MMR三種混合ワクチンの接種開始。
<1990年~> 風疹流行の押さえ込みに成功。
<1997年>『MMRワクチンが自閉症の原因となる』との研究報告が発表される
→後に、この報告は根拠の捏造であることが発覚。
<1998年>上記報告のマスコミ報道を受け、幼い子どもを持つ母親の間に風疹ワクチン接種を避ける動きが広がる。
<1999-2003年> MMRワクチン接種率が一時的に低下した期間。
<2007年-現在>風疹の流行の再開
<2010年>1997年の報告『MMRワクチンが自閉症の原因となる』が捏造であったことが明らかとなる。



子宮頸がんワクチンに関しても、今はいろいろといわれていて、賛否両論だけどな、

ワクチンの接種に関しては、
<短期的なデメリット>副反応のリスク、接種費用
<長期的なメリット>疾病の予防効果
を天秤に掛けて、子どもにとって、どちらが有益であるのか、
客観的な情報を集めて、科学的知見をベースによく考えて行動してな(*^_^*)